2011年 01月 10日
サンセバスチャンのバール |
今回の旅のメインエベント、バール巡り。
バールはテーブル席を設けている場合もありますが、基本立ち飲み、
ワインやビールなどをグラスで楽しみながら、タパスやピンチョスという
小皿料理を好きなだけ頼めるスペインの居酒屋ですね。
新橋勤務の経験がある私としては、大変懐かしいです。
バール巡りのコツは……
1つの店ですこしずつ食べて、ハシゴすること!
今回、サンセバにいたのは12月30日と大晦日だったので、休みの店も多く、
行きたかった店を全部制覇できたわけではないのですが、以下、ご紹介。
微発砲ワイン、チャコリをグラスに注ぐときは高いところから。
少しでも空気を含ませて泡立てるため、のよう。
GANDARIAS にて。
1軒目、GANDARIAS。
17時ごろだったので、比較的空いていました。
1軒目だったので、とにかく見よう見まねで注文。
フランス国境からわずか25kmですが、もはやフランス語は100%通ぜず…。
ペルファボーレだったか、ポルファボールだったか、ウナだかウノだか
めちゃくちゃですが、酒と泪 肴と男と女は世界共通なのですな。
ここで、大きなマッシュルームのガーリックソテーに撃沈。おいしい!!!
撃沈したので写真は撮れませんでした…。あと、 シピロン(小イカ)の串焼きイカスミソース、おいしくないわけがない。
ほかにまあ、いろいろ食べたのですが、じつはこれ昼ご飯のつもり、
あとでもう1戦まじえるので、このぐらいにしときますかと。(まだ食べるんかい)
お腹を減らすためにかなり歩いて、ちょっとホテルに戻って昼寝して
20時に再出陣。
2軒目GOIZ-ARGI。
ここは有名店、カウンターだけの店内は大混雑、道路にも人があふれていました。
パリ6区、Le Comptoir de Relais の立ち飲み屋で馴れている私たちは
臆することなく人混みをかき分け、一番奥のカウンターに陣取りました。
(遠慮せずにどんどん奥へ、食べ物の近くへ、これテッパン鉄則)
ものすごい活気です。
ほぐしたカニ身のマヨネーズクリーム、バカリャウ(干し鱈)のクリームコロッケ、
チョリソ、豚肉の串焼き、海老の鉄板焼き、イワシの酢漬け、アンチョビ等々。。。
何を食べても美味しい。
みなさま、もう一つバールの鉄則。
“バケットを食べるのは、ほどほどにしよう”
輪切りにしたバケットにおかずが載せてあるピンチョスが多いのですが、
ついつい全部食べていると、あっというまに我らかよわき日本人はお腹いっぱいに
なってしまいます。バケットはこの際控えて、お腹に余裕を持たせましょう。
あっちからもこっちからも、がんがん注文が入り、グラスが飛び交い、カウンターの
ピンチョスにはあちこちから手がのび、会計は一体どうするんだろう…
(回転寿司みたいに色分け小皿も使ってないし)
そうしたら、まあなんと、このお店の場合……
「お客さんの申告制」だったのです!
“あれと、これと、この串を2本と、チャコリが何杯、ワインが何杯と”てな具合に。
スペインの正直者のへべれけさんたち、あなたがたは全部自分が飲み食いしたものを
きちんと覚えていらっしゃるのでしょうか。。。
はい、サンセバ2日目。この日は大晦日です。
1年のしめくくりは、もちろんバールをはしごです。
遅めの昼ご飯というのを口実に、この日1軒目『???』
(名前も場所も失念。もちろんしらふだったのですが、ええっと…)
タコのマリネ、白身魚のフライ、マッシュルーム、まーちがいないっ(古っ)。
夜のための仕込みか、大量の生ハムサンドを作っていた。
はい、次。この日2軒目GANBARA。
ここのサンドイッチは、ごく小さなクロワッサンで作っています。
クロワッサンもこの店で焼くらしく、バターたっぷりのクロワッサンが、
生ハムをくわえて、私たちを待っています。(おいしいぞ〜)
3軒目にもなると、だいたいお気に入りのおつまみが決まってきます。
私のお気に入りは……あとで紹介します。(なんのこっちゃ)
ここではビールを注文しました。150ccぐらいしか入りそうにない小さなビールグラスが
あって、チビチビ派の私はそれが大変気に入りました。
はい、もう1軒行きましょー。 夜はこれから〜♪
2日目の3軒目:ALBERTO。
ここは魚介が得意らしく、お店のウィンドーには海の幸がきれいに
ディスプレイされていました。
店の看板娘、中性的な感じで可愛い。舌ピアスしているけど、気だてがよい、みたいな。
タコのパプリカ炒め、エビの鉄板焼き、絶品です。
さて、お待たせしました、私がやみつきになってすべてのバールで
注文しつづけたもの、それは……
シシトウ揚げでした!(あれ、つまらない?)
全然辛くないです。さっと素揚げにして削った岩塩をぱらり。
これをですね、ひたすら食べ続けましたね。
あまりの美味しさに、町の市場でシシトウを1袋買いまして、パリの自宅に
戻ってから自分で揚げましたとも。ええ、美味しかったですとも。
とにかくサンセバのバールは天国です。
・予約なしでフラリと入れる!
・自分のお腹の空き具合に合わせて食べられる!
・食べきれずに残してしまうのではないか、という恐怖からの解放。
・たくさんの種類のメニューを食べられる!
・お酒をボトルで頼まなくてすむ。
・2〜3軒楽しめる!
・安い!
と、いいことづくめ。
ちなみにひと口で食べられるようなピンチョスが3ユーロぐらい〜、
小さなコロッケ1つ2ユーロぐらい、シシトウ素揚げひと皿7ユーロ〜、
エビの鉄板焼きは13ユーロぐらい。
最後にもうひとつ鉄則。
“バールが立ち並ぶ旧市街に近い宿をとろう”
だって、歩いて帰れるじゃないですかっ。これ重要。
あたたかい夜、いい気分でぷらぷら歩いて帰れるのって最高です。
(パリの夜のように、警戒心から身を固くして歩くのとは大違い)
GANDARIAS /Calle 31 de agosto, 23
GOIZ-ARGI/Fermin Calbeton, 4
GANBARA/San Jeronimo, 21
ALBERTO/ Calle 31 de agosto, 19b
バールはテーブル席を設けている場合もありますが、基本立ち飲み、
ワインやビールなどをグラスで楽しみながら、タパスやピンチョスという
小皿料理を好きなだけ頼めるスペインの居酒屋ですね。
新橋勤務の経験がある私としては、大変懐かしいです。
バール巡りのコツは……
1つの店ですこしずつ食べて、ハシゴすること!
今回、サンセバにいたのは12月30日と大晦日だったので、休みの店も多く、
行きたかった店を全部制覇できたわけではないのですが、以下、ご紹介。
微発砲ワイン、チャコリをグラスに注ぐときは高いところから。
少しでも空気を含ませて泡立てるため、のよう。
GANDARIAS にて。
1軒目、GANDARIAS。
17時ごろだったので、比較的空いていました。
1軒目だったので、とにかく見よう見まねで注文。
フランス国境からわずか25kmですが、もはやフランス語は100%通ぜず…。
ペルファボーレだったか、ポルファボールだったか、ウナだかウノだか
めちゃくちゃですが、酒と
ここで、大きなマッシュルームのガーリックソテーに撃沈。おいしい!!!
撃沈したので写真は撮れませんでした…。あと、
ほかにまあ、いろいろ食べたのですが、じつはこれ昼ご飯のつもり、
あとでもう1戦まじえるので、このぐらいにしときますかと。(まだ食べるんかい)
お腹を減らすためにかなり歩いて、ちょっとホテルに戻って昼寝して
20時に再出陣。
2軒目GOIZ-ARGI。
ここは有名店、カウンターだけの店内は大混雑、道路にも人があふれていました。
パリ6区、Le Comptoir de Relais の立ち飲み屋で馴れている私たちは
臆することなく人混みをかき分け、一番奥のカウンターに陣取りました。
(遠慮せずにどんどん奥へ、食べ物の近くへ、これテッパン鉄則)
ものすごい活気です。
ほぐしたカニ身のマヨネーズクリーム、バカリャウ(干し鱈)のクリームコロッケ、
チョリソ、豚肉の串焼き、海老の鉄板焼き、イワシの酢漬け、アンチョビ等々。。。
何を食べても美味しい。
みなさま、もう一つバールの鉄則。
“バケットを食べるのは、ほどほどにしよう”
輪切りにしたバケットにおかずが載せてあるピンチョスが多いのですが、
ついつい全部食べていると、あっというまに我らかよわき日本人はお腹いっぱいに
なってしまいます。バケットはこの際控えて、お腹に余裕を持たせましょう。
あっちからもこっちからも、がんがん注文が入り、グラスが飛び交い、カウンターの
ピンチョスにはあちこちから手がのび、会計は一体どうするんだろう…
(回転寿司みたいに色分け小皿も使ってないし)
そうしたら、まあなんと、このお店の場合……
「お客さんの申告制」だったのです!
“あれと、これと、この串を2本と、チャコリが何杯、ワインが何杯と”てな具合に。
スペインの正直者のへべれけさんたち、あなたがたは全部自分が飲み食いしたものを
きちんと覚えていらっしゃるのでしょうか。。。
はい、サンセバ2日目。この日は大晦日です。
1年のしめくくりは、もちろんバールをはしごです。
遅めの昼ご飯というのを口実に、この日1軒目『???』
(名前も場所も失念。もちろんしらふだったのですが、ええっと…)
タコのマリネ、白身魚のフライ、マッシュルーム、まーちがいないっ(古っ)。
はい、次。この日2軒目GANBARA。
ここのサンドイッチは、ごく小さなクロワッサンで作っています。
クロワッサンもこの店で焼くらしく、バターたっぷりのクロワッサンが、
生ハムをくわえて、私たちを待っています。(おいしいぞ〜)
3軒目にもなると、だいたいお気に入りのおつまみが決まってきます。
私のお気に入りは……あとで紹介します。(なんのこっちゃ)
あって、チビチビ派の私はそれが大変気に入りました。
はい、もう1軒行きましょー。
2日目の3軒目:ALBERTO。
ここは魚介が得意らしく、お店のウィンドーには海の幸がきれいに
ディスプレイされていました。
店の看板娘、中性的な感じで可愛い。舌ピアスしているけど、気だてがよい、みたいな。
さて、お待たせしました、私がやみつきになってすべてのバールで
注文しつづけたもの、それは……
全然辛くないです。さっと素揚げにして削った岩塩をぱらり。
これをですね、ひたすら食べ続けましたね。
あまりの美味しさに、町の市場でシシトウを1袋買いまして、パリの自宅に
戻ってから自分で揚げましたとも。ええ、美味しかったですとも。
とにかくサンセバのバールは天国です。
・予約なしでフラリと入れる!
・自分のお腹の空き具合に合わせて食べられる!
・食べきれずに残してしまうのではないか、という恐怖からの解放。
・たくさんの種類のメニューを食べられる!
・お酒をボトルで頼まなくてすむ。
・2〜3軒楽しめる!
・安い!
と、いいことづくめ。
ちなみにひと口で食べられるようなピンチョスが3ユーロぐらい〜、
小さなコロッケ1つ2ユーロぐらい、シシトウ素揚げひと皿7ユーロ〜、
エビの鉄板焼きは13ユーロぐらい。
最後にもうひとつ鉄則。
“バールが立ち並ぶ旧市街に近い宿をとろう”
だって、歩いて帰れるじゃないですかっ。これ重要。
あたたかい夜、いい気分でぷらぷら歩いて帰れるのって最高です。
(パリの夜のように、警戒心から身を固くして歩くのとは大違い)
GANDARIAS /Calle 31 de agosto, 23
GOIZ-ARGI/Fermin Calbeton, 4
GANBARA/San Jeronimo, 21
ALBERTO/ Calle 31 de agosto, 19b
by mari_matsu33
| 2011-01-10 07:59