2011年 04月 15日
フジコ・ヘミング リサイタル |
1週間たつのは早いもので、すみません、4日も前のことですが
フジコ・ヘミングさんのピアノリサイタルに行って来ました。
場所はオペラ座ガルニエからほど近い、Athénée Théâtre Louis-Jouvet. こぢんまりとしていながらも、とても素敵な建物!
じつは縁あって婦人画報4月号の「オトナの図工時間」という特集のなかで
フジコさんをパリのご自宅にて取材させていただきました。
内容はピアノのことではなくて、余技としてなさっている刺繍や縫い物、絵などを
見せていただきながら、お話を伺ったのでした。
お召しになるお洋服や、バッグなどにアップリケや刺繍をして必ずひと手間加える
フジコさんの、自由な発想とセンスのよさ! ひとつひとつ吟味して集められた
無数のオブジェやカーテンやランプなどのインテリアアイテムにも
フジコさんのキャラクターが滲み出ていて、宝箱の中に入ったような気分でした。
そんなこんなで、4月にパリでリサイタルがあると聞いていましたので、
この機を逃すまじと出かけたわけです。
真っ赤なビロード張りのシート、金色に塗られたボワズリー(木部装飾)、
張り出したバルコンなど、なかなか素敵な劇場でした。
幕間には2階でバーが開きます。わりと暖かい宵に、開かれたフランス窓から
心地よい風が入ってきて、気持ちいい。
(ここを知らずに、開演前に隣のカフェで1杯飲んでしまったことを後悔T_T)
曲目は
F.Schubert Impromptu Gres-dur, OP.90-3
Moments Musicaux, Op.94-4
F.Chopin Noctune No.20
Le vent d'hiver
Chanson de l'adieu
Funeral March
Bach 1st Partira B-dur, BWV.825
Jesus bleibet meine Freude
Liszt Un Sospiro
Theme and Variations
La Campanella
なだれのごとく、あるいは泡立ち渦をまいてこちらに押し寄せてくるような
音の粒が、映像でしか見ていない津波の圧倒的な猛威を想像させたり。
ピアノに耳を傾けながら、いろいろなことを考えてしまいました。
最後はフジコさんの看板演目、カンパネッラ。
最後の1音が鳴り終わらぬうちに拍手が起きていました。
(↑演奏が始まる前に撮影)
写真がかなり悪くて申し訳ないのですが、この日の衣裳も独特ワールド。
ひざ丈ぐらいの黒いボリュームのあるスカートに、
黒いコードをボーダーに巻いたような独特のタイツを合わせて、
ちょっとゴスロリ風?(失礼)
オリジナルなファッション流儀を貫いておられました。
フジコ・ヘミングさんのピアノリサイタルに行って来ました。
場所はオペラ座ガルニエからほど近い、Athénée Théâtre Louis-Jouvet.
じつは縁あって婦人画報4月号の「オトナの図工時間」という特集のなかで
フジコさんをパリのご自宅にて取材させていただきました。
内容はピアノのことではなくて、余技としてなさっている刺繍や縫い物、絵などを
見せていただきながら、お話を伺ったのでした。
お召しになるお洋服や、バッグなどにアップリケや刺繍をして必ずひと手間加える
フジコさんの、自由な発想とセンスのよさ! ひとつひとつ吟味して集められた
無数のオブジェやカーテンやランプなどのインテリアアイテムにも
フジコさんのキャラクターが滲み出ていて、宝箱の中に入ったような気分でした。
そんなこんなで、4月にパリでリサイタルがあると聞いていましたので、
この機を逃すまじと出かけたわけです。
張り出したバルコンなど、なかなか素敵な劇場でした。
幕間には2階でバーが開きます。わりと暖かい宵に、開かれたフランス窓から
心地よい風が入ってきて、気持ちいい。
(ここを知らずに、開演前に隣のカフェで1杯飲んでしまったことを後悔T_T)
曲目は
F.Schubert Impromptu Gres-dur, OP.90-3
Moments Musicaux, Op.94-4
F.Chopin Noctune No.20
Le vent d'hiver
Chanson de l'adieu
Funeral March
Bach 1st Partira B-dur, BWV.825
Jesus bleibet meine Freude
Liszt Un Sospiro
Theme and Variations
La Campanella
なだれのごとく、あるいは泡立ち渦をまいてこちらに押し寄せてくるような
音の粒が、映像でしか見ていない津波の圧倒的な猛威を想像させたり。
ピアノに耳を傾けながら、いろいろなことを考えてしまいました。
最後はフジコさんの看板演目、カンパネッラ。
最後の1音が鳴り終わらぬうちに拍手が起きていました。
写真がかなり悪くて申し訳ないのですが、この日の衣裳も独特ワールド。
ひざ丈ぐらいの黒いボリュームのあるスカートに、
黒いコードをボーダーに巻いたような独特のタイツを合わせて、
ちょっとゴスロリ風?(失礼)
オリジナルなファッション流儀を貫いておられました。
by mari_matsu33
| 2011-04-15 04:39