2010年 02月 16日
すったもんだの滞在許可証 |
昨日2月15日。私がフランスに入国してちょうど5ヶ月たった日、
やーーーっと滞在許可証(Carte de séjour)を手に入れました。
当初、申請書類を提出してから2〜3週間と云われたのですが、
なんと5ヶ月。
これまでの長かった道のりを説明しましょう。
9月15日 フランス(パリ)入国。
9月17日 パリの警察署へ出頭。申請書類を提出。
「2〜3週間後に健康診断の知らせが届くまで待っててね」と言われる。
10月に入っても、なんのお知らせもなし。
10月中に2度、メールで問い合わせる。「書類を提出して3週間以上過ぎましたが、
なんのお知らせもないんですが?」
メールの返事がそのつど来る。「知らせがいくまで、待ってください」の一言のみ。
11月末 とうとう日本から発給された入国ビザ(3ヶ月分)が切れる。
12月1日 警察署へ出向いて、現状を説明しにいく。
「私のビザは切れました。現在私の身分を証明するものは何もありません。
もし道でポリスに職務質問されたら、私はなにも提出できませんし、海外へ出ても
フランスに再入国することはできないでしょう。これは大変困ります、
すぐになんとかしてください。今日何らかの証明書をもらえないと帰れません!」
とフランス語でたどたどしく説明。ああああ疲れる、面倒くさい。
係のおばさんは答えていわく
「ノープロブレムよ〜、なにも心配しなくていいわ。
申請者がボークーいるので、処理が遅れているのです。だーいじょぶ、あなたの
書類はこの警察の建物の中にあります。ここではなく、別のフロアの部署に
行っていて、そこで処理待ちなんです。え? そこの部署へ電話しろ? オーノン、
それは私の仕事ではありません、できません。なにをそんなに心配してるの?
海外にだって行けますよ、あなたは日本のパスポートを持ってるんだから」
・・・嘘ばっかり。ビザが切れているのに、一度フランスを出たら
今度再入国するときに必ずや入国審査でひっかかるに決まっているではないか。
もー、埒があかない。
私はこの時から事実上「不法滞在者」となったわけですが、もうこんなことで
頭をいっぱいにするのはよそう、と思い、すーーっかり忘れることにしたある日。
12月23日、ポストにポリスからの手紙が1通入っていた!
『1月11日、警察署へ以下のものを持って出頭されたし』
ーーーなんと、要求された書類はすべて、9月17日に提出した同じものだった。
1月11日 警察署へ出頭、また書類を提出すると「あ、これはもうもらったから
いいです」と、返される。そりゃそうですよね、あなたの手元にありますよね、
9月に私が提出したものが。
最終的にこの日、レセピセ(仮証書)をもらい、健康診断の日時を決められる。
1月22日 健康診断を受けにバスティーユにあるOFII(移民局)へ。
身長体重測定、視力検査、レントゲン写真、問診。
健康診断受診の確認書をもらって帰る。
2月15日 この日以降、警察署にて滞在許可証を配布と書いてあったので、
昨日、いそいそと出かける。パスポート、レセピセ、健康診断受診の確認書、
300ユーロ分の小切手を提出し・・・・ついに滞在許可証をゲットしました。
は〜、遅い遅いと聞いてはいましたけど、本当に大変です。
要所要所で自分の事態がどうなっているのかをチェックしつつ、
あとはそのことで毎日気を揉むのではなく、あっけらかんと忘れて気長に待つ。
これがポイントみたいです。
やーーーっと滞在許可証(Carte de séjour)を手に入れました。
当初、申請書類を提出してから2〜3週間と云われたのですが、
なんと5ヶ月。
これまでの長かった道のりを説明しましょう。
9月15日 フランス(パリ)入国。
9月17日 パリの警察署へ出頭。申請書類を提出。
「2〜3週間後に健康診断の知らせが届くまで待っててね」と言われる。
10月に入っても、なんのお知らせもなし。
10月中に2度、メールで問い合わせる。「書類を提出して3週間以上過ぎましたが、
なんのお知らせもないんですが?」
メールの返事がそのつど来る。「知らせがいくまで、待ってください」の一言のみ。
11月末 とうとう日本から発給された入国ビザ(3ヶ月分)が切れる。
12月1日 警察署へ出向いて、現状を説明しにいく。
「私のビザは切れました。現在私の身分を証明するものは何もありません。
もし道でポリスに職務質問されたら、私はなにも提出できませんし、海外へ出ても
フランスに再入国することはできないでしょう。これは大変困ります、
すぐになんとかしてください。今日何らかの証明書をもらえないと帰れません!」
とフランス語でたどたどしく説明。ああああ疲れる、面倒くさい。
係のおばさんは答えていわく
「ノープロブレムよ〜、なにも心配しなくていいわ。
申請者がボークーいるので、処理が遅れているのです。だーいじょぶ、あなたの
書類はこの警察の建物の中にあります。ここではなく、別のフロアの部署に
行っていて、そこで処理待ちなんです。え? そこの部署へ電話しろ? オーノン、
それは私の仕事ではありません、できません。なにをそんなに心配してるの?
海外にだって行けますよ、あなたは日本のパスポートを持ってるんだから」
・・・嘘ばっかり。ビザが切れているのに、一度フランスを出たら
今度再入国するときに必ずや入国審査でひっかかるに決まっているではないか。
もー、埒があかない。
私はこの時から事実上「不法滞在者」となったわけですが、もうこんなことで
頭をいっぱいにするのはよそう、と思い、すーーっかり忘れることにしたある日。
12月23日、ポストにポリスからの手紙が1通入っていた!
『1月11日、警察署へ以下のものを持って出頭されたし』
ーーーなんと、要求された書類はすべて、9月17日に提出した同じものだった。
1月11日 警察署へ出頭、また書類を提出すると「あ、これはもうもらったから
いいです」と、返される。そりゃそうですよね、あなたの手元にありますよね、
9月に私が提出したものが。
最終的にこの日、レセピセ(仮証書)をもらい、健康診断の日時を決められる。
1月22日 健康診断を受けにバスティーユにあるOFII(移民局)へ。
身長体重測定、視力検査、レントゲン写真、問診。
健康診断受診の確認書をもらって帰る。
2月15日 この日以降、警察署にて滞在許可証を配布と書いてあったので、
昨日、いそいそと出かける。パスポート、レセピセ、健康診断受診の確認書、
300ユーロ分の小切手を提出し・・・・ついに滞在許可証をゲットしました。
は〜、遅い遅いと聞いてはいましたけど、本当に大変です。
要所要所で自分の事態がどうなっているのかをチェックしつつ、
あとはそのことで毎日気を揉むのではなく、あっけらかんと忘れて気長に待つ。
これがポイントみたいです。
by mari_matsu33
| 2010-02-16 06:31