オペラ座(ガルニエ) |
その壮麗さにやはり感動。

無名だった建築家シャルル・ガルニエによって設計、1875年落成。
その後いくたびかの改装を重ね、最近では2000年にメインファサードの全面改修、
2004年にはグラン・フォワイエ(ロビー)の改装と、回を重ねているとはいえ、
この素晴らしい劇場が130年以上も維持され、現役であり続けているとは、
東京・歌舞伎座の例と比べるにつけ、羨望の念がつのります。
歌舞伎座も「そこに行くこと」自体が気分を昂揚させた場所だったはず。
新歌舞伎座がそのような場所になりうるか…答えはすぐに想像できて、
暗澹とした気持ちになりつつも、しばしこのオペラ座の夢に逃避するのです。






